写真説明
写真は上海・アンカー社製のカセットガスボンベに適応するランタンで、日本での実売価格1000円程度で入手できる(現在はどうなのかわからないが)。
つくりはやたらと頼りないのだが、実に無駄のない、高い発光効率の実用本位の設計だ。とくに冬場は低温によりガスが気化しにくくなるが、そのような環境でも最低限実用的な性能を発揮する。これはグーズネック型の混合管と空気燃料比の調整リングが付いているため最適な燃焼状態に調整しやすいことが高性能の要因のようだ。
台風直撃暴風雨の中、屋外でも試用してみたことがあるが、実に頼りになる性能であった。写真はライター石式の着火装置、頑丈な調整つまみ、新富士バーナー製のホヤガラス(に互換性あり)などにカスタマイズしたもの。
この機種もアイソトープレスのコールマン21Aマントルが使用できるが、取り付け部分を少し折りたたみ、短くして取り付ける必要がある。アルミフォイルが混合管に巻きつけてあるが、21Aマントルをそのまま付けた時の安全上の配慮。
写真説明
小型汎用性と高出力をもくろみ、自作したランタンで、燃料はEPI、コールマン、プリムス系、とキャンピング・ガズ社系の両方のボンベに対応する(変換アダプタでカセットコンロ・ボンベにも)。
230W相当と強力で、当初の目的は達成できているのだが、「動作がデリカシーに欠ける」ため、あまり常用はしていない。